ウールの手編みの湯たんぽは保温力がすごい
寒がりな私は冬は湯たんぽが欠かせません。たまたま残り糸活用で湯たんぽカバーを編んだら、熱のあたりの柔らかさと保温力が格段に違うことがわかりました。
しっかし、その湯たんぽカバーが古くなって怪しくなってきたのです。もともとかぎ針を使って長編みで編んだので隙間が多くてですね・・・新しいものを編むことにしました。
いい機会なので編み込みの練習をする
靴下にも編み込みを入れたいと思っているのですが、それには練習が必要です。湯たんぽカバーであれば少々不格好でも問題ないし、編み込みをすることで編地が厚くなって、熱のあたりと保温力がよくなるに違いない。
聞いた話だと、編んだものを縮絨させるとさらに良くなるらしい。編み込みでさらに縮絨かけたらすごいだろうな。
そんなわけで勤務する手芸店にて処分価格のウール毛糸を買い占めました(笑)ちょうどよかった。
案外上達していた
編み込みに関して、編み物講師の講習で教えてもらったのは、ごくごく基本的な部分だけです。
糸の持ち方や掛け方は何通りもあって個人によっています。
糸を右手で持つ人、左指にかける人、編み込みの際は、左ですべてコントロールする人、左右で持つ人、などです。
それは自分で工夫せよってことなんでしょう。私は後日編み込みの本を見て持ち方を決めて練習しています。ちなみに参考にしたのはこの本↓

その後素敵にハンドメイドのしずく堂さんの放映を見て、どうやって持っているのか手をじっくり観察もしました(笑)
1模様編めました。

渡り糸の感じも悪くない。以前は渡り糸が一定にならなくて編地が凸凹になってしまってましたがまあまあです。
しかしですね・・・左手で糸をコントロールしていると変な筋肉を使うらしく、一模様編んだら上半身のあちこちが筋肉痛に(笑)楽しくなってうっかりそのあとも頑張ってしまったら翌日肩甲骨のあたりが痛くて他のことに支障が出てしまった(;^ω^)以来一日に編むのは一模様と決めました。
ちなみに。在庫処分の毛糸だったものの、これが編みやすくてなかなかいい毛糸でした。仕上がりが楽しみです。
渡り糸は上か下か?
編み込みをする時に重要なことは、渡り糸を一定にすることです。
ちなみに1模様目は地糸が上、配色糸が下になっています。これはその人の手によっては地糸が下、配色糸が上の方が良かったりするらしいので、編んでみてきれいな方にすればいいそうで。
と、いうわけで2模様目は地糸を下、配色糸を上にしてみました。
・・・どっこい。

編んだものを見てもどっちがいいのか私にゃさっぱりわかりませんでした(笑)この後適当に編んでみて完成したらよくよく眺めてみることにします。
やっと完成
注文の靴下があったり、途中がま口に浮気したりと(笑)中断が多かった湯たんぽカバーですが、やっと完成しました。
編み込みをするのに左手で糸をコントロールすることも慣れて、二模様編んでも次の日上半身が痛くなることはなくなりました(笑)
ちゃんと地糸と配色糸の上下をはっきりさせて編むと裏もきれいでした。

渡り糸の私具合が今一つですけれども(;^ω^)これからの課題としてですね~。
ちなみにこの模様を選んだのにはいくつか理由があります。
一模様の大きさがある程度ある(飽き防止)渡り糸をくるむぐらいの飛ばしがある(渡り糸をくるむ練習)一目の編み込みがある(渡り糸の渡り加減の練習)そんな条件を満たす柄だったのがこれでした。
編み込みのおかげで厚手になり、保温性も熱の当たり具合もばっちりです。早速使ってみて快適さにびっくりです。毛糸もよかったらしい。
そして…
もう一個編んでみた
ちょうど湯たんぽカバーが一つ編めそうなくらいの毛糸が残っておりました。
編み込みの練習にもなるし使えるし。編んでみました。

今回はフェアアイルの模様集を眺めて真面目に考えて決めましたですよ!
湯たんぽカバーを二つ編んだおかげで編み込みする手が慣れてきました。次は憧れのジェイミソンズの毛糸でフェアアイルの何か編みたい・・・!
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