英文パターンで編む(Nuvem)

先日ウエアを編むつもりで買った糸ですが、見間違えていまして(笑)中細くらいの毛糸を買ったつもりがLaceだったという(;^ω^)細かった・・・

そのままウエアを編めなくもなかったのですが、この糸で編むとスケスケです。中高年がスケスケってのいかがなものか(;^ω^)と、ためらっているうちに思い出しました。

Laceで編みたいものがあったじゃん!しかもたくさん毛糸使うやつ!!ちょうどいい糸がないって見送ってたっけ。ショールを編もうとするとついついハデハデな毛糸を選んでしまう私ですが、ウエアだからと身に着けやすい色も選んだからちょうどいい。

ということで編むことにしました。職場に出入りしている講師の先生が巻いているのを見かけて思わず聞いてみたところ、すごく使いやすいよ!根気がいるけどおススメ!と言っていたし。

パターンはコレです↓

https://www.ravelry.com/patterns/library/nuvem

わざわざ英文パターンを買う

これは日本でも人気のパターンでして、日本語に翻訳されたパターンも売っています。

しかし、変人の私は英文パターンを買います。悩んで悶絶するのがたまらないです。

ちなみにこのパターンは非常に簡単でして、英文パターン初心者向き。すぐ理解できます。知人が言う通り必要なのは根気だけです。とにかく目数が多い。英文パターンに挑戦してみたくて、根気がある方はいかがでしょうか。

まだちょっとしか編めてませんがいい感じです。淡色ですけど手染めなため微妙な濃淡があって、それで奥行きが出るというか。

靴下をつま先から編むときにおなじみのジュディの作り目で中央から六角形に編んでいきます。最初はこんな感じで細~いですが

編地が大きくなってきました!

目が揃わないタイプの糸でちょっと苦戦してますけれども(笑)編地が軽くて柔らかくてしっとりしていてめっちゃいいです。猫が時々、糸玉や編地に顔を突っ込んで止まっていたりします。

うちの猫、いい毛糸ほど乗っかったり、顔を突っ込んだり、べろべろしたりします。一度放っておいたら毛羽立ってフェルト化していたことがあるので現在は自分のもの以外は近寄らせないように気を付けています(笑)

編んで幸せ、編地を触って幸せな糸でした。

今となってはどこをどう編んでいるやら

2カセ目の後半になってきました。

2カセ目に入ったらどこをどう編んでいるかわからなくなるよ~と経験者に予言された通り(笑)でかくなって目数が増えて、今はどこをどう編んでいるかわかりません。

一周するのに一時間くらい編んでいる気がする(笑)

ところでこんなことが‥

手染め糸にありがちなこと

カセの時と糸玉に巻いたときは気が付かなかったのですが、編んでいるうちにこんなことが。

糸の一部が染まってました(笑)

この染料のそもそもの色なのか、ほかのものが付いてしまったのかはわかりませんが。こういう類の手染め糸にありがちです。

気になるならその部分は切って避ければ済む話ですが、糸始末が面倒だし(笑)自分で使う分にはこのくらいは気にならないからいいや~と適当な私はそのまま編んじゃいました。

この毛糸は単色ですけど手染めなので微妙な濃淡があってその味わいが好きだし。こんなにトラブルもまた味かなぁ・・・と(本当は糸始末が面倒なだけですけども笑)

そんなこんなでやっと完成

3カセ目はさらに訳が分からない感じで進みました。一周編むのに一時間近くかかり、エジングのフリルは一周編むのに二時間(笑)、最後の伏せ止めは五時間くらいかかったんじゃないかと(笑)

しかしですねー、これだけのメリヤス地獄だけあってめちゃめちゃ満足です!!この薄さ、ブランケットとしても使えるこの大きさ。幸せだわぁ。

ブロッキング


いったん水に通して軽く脱水してピンで張ります。

この場合、編地を整える感じでフリルは落ち着かせる程度ですね。たぶんそんなにブロッキングが効かない毛糸なので。

ブロッキング完了

二つに折って巻くとボリュームが出ます。

ブロッキング前より編地がきれいになりました。フリルはこの程度ですね(;^ω^)

糸によって表情は変わると思います

最初はマラブリゴのレースで編もうかと思っていたのですが、なんとなくピンと来なくて見送っていました。

今回私が使った糸はアルパカ70、シルク20、カシミヤ10という糸でネットで見かけて購入したものです。

プルオーバーを編むつもりで、なんとなくこの糸はいいに違いないとピンと来まして、買ったら太さを間違えていたという経緯がありました(笑)

あっ(;^ω^)太さ間違えてたくさん買っちゃった…でもこれ、nuvem編むのにいいかもしれない。アルパカなら適度な落ち感があっていい感じになりそう。

とはいえ、この糸は目が揃いにくく、すべてメリヤスで編むにはどうかなと迷いつつでした。

完成してみたらば。目が揃ってないのは味として(笑)まとったときに適度な落ち感があって、いい感じに体に沿います。しかも薄いのにめっちゃあったかい。

間違いから生まれたショールですが大当たりでした。今年の冬は家でも外でもこれをぐるぐる巻いて暖かく過ごします。

ウールで編んだらもう少し張りがあってふんわりした感じになると思います。それはそれで素敵だと思うし、またいい糸に出会えたら編んでみてもいいかなと思っています。

使用糸・WALK COLECTION「Luxe Light」

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