靴下を編む、と言えば履き口から編むほうがオーソドックスです。
なぜ私がつま先から編んでいるかというと、最後のつま先のメリヤスはぎが苦手だからです(;^ω^)特に細い糸で編んでいるとですねえ~、きっついんですよ(滝汗)
しかし模様を入れたりすることを、考えると履き口から編んだほうがいい場合も多々あります。その時は履き口から編んで頑張ってメリヤスはぎをしています(笑)
Raveryで検索すると無料の靴下のパターンがたくさん出てきます。いくつかを編んでみたら、履き口から編む場合はだいたい決まった編み方であり、特に編み図もいらないということに気が付きました。編みたい糸や自身の手に合わせて気軽に取り組むことができると思います。
まずは作り目

作り目をしてマジックループで編み始めます。マジックループの編みはじめですが、調べてみると最初の目を入れ替えたりとかいくつか方法があるみたいです。ご自身のやりやすい方法でやってみてください。私は色々試したうえ、独自の方法で編み始めています。
目数をどうするかというと、絶対偶数にします。履き口を2目ゴム編みにする場合は4の倍数、もしできるなら8の倍数にするといいです。ちなみに画像の靴下は64目としました。
ご自身の手やサイズにもよりますが、極太や並太のような太い毛糸だと48目、もう少し細めだと56目、中細くらいの毛糸だと64目か72目、80目なんてことも。もちろん8の倍数だけにこだわらず。偶数であれば大丈夫です。
履き口をお好みの長さになるまで編みます。
ヒールフラップを編む

好みの長さに編めたら目を半分や休ませておきます。画像の場合は32目休ませています。
ここからヒールフラップを編みます。休ませていないほうの32目を目数と同じ段数往復編みにします(この場合は32段)
そしてここで大事なのが往復編みをする時は必ず最初の目はすべり目にします。

編み方に関しては丈夫で伸びにくい編み方が向いているようです。すべり目を使った編み方がオーソドックスみたいです。
最後の段で中心にマーカーを入れておきます。
かかと底を編む
かかとの丸みに合わせるためにかかと底を編みます。
まず、マーカーの2目先まで表編み、右上2目一度、1目表編み、編地を返します。
最初の目をすべり目、マーカーの2目先まで裏編み、2目一度、1目裏編み、編地を返します。
*最初の目をすべり目、前々段のすべり目の手前まで表編み、右上2目一度、1目表編み、編地を返す、
最初の目をすべり目、前々段のすべり目の手前まで裏編み、2目一度、1目裏編み、編地を返す*
*~*を繰り返します。


こんな風に台形に編むことでかかとに沿うようになります。
かかと底が編めました。
足回りを編む
ヒールフラップの脇から目を拾いながら輪編みに戻ります。
拾う目数は段数の半分(この場合は両脇16目ずつ)です。

このままだと目数が多すぎるので最初の目数(この場合は64目)になるまで両脇で二段で一度、二目一度の減目をしながらマチを編みます。

こんな感じでマチができてきました。目数を最初の目数まで減らしたら、つま先分を編む手前まで編みます。
ちなみに仕上がりのサイズは足の寸法-3センチくらいに仕立てるとちょうどいいです。つま先の段数を決めて仕上がり寸法-つま先の長さを編みます。
つま先を編む

つま先も両二段で一回、両脇で二目一度します。2段で4目の減目となります。だいたい目数を半分くらいまで減目するくらいが定番でしょうか。
お好みの感じに編んだらメリヤスはぎで仕上げます。

これで完成です。
やってみると案外簡単に編むことができます。少々失敗しても靴下ですし、履いてみたらあったかいですよ!興味のある方は挑戦してみてください。
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