靴下が編みたかった
手編みの靴下の靴下にハマったのはかれこれ十数年前になります。
私は子供のころから末端の血行が悪くて冬になると手足にしもやけができていました。
母から編み物を教えてもらって一番編みたかったのは靴下です。
しかし、当時は靴下を編むことはあまりメジャーではなくて、母に聞いてもわからないと言われ、編み図も見つからないまま大人になりました。
十数年前に初めて靴下の編み図が掲載された本を見つけました。さっそく買ってみたものの、かかとの引き返し編みがさっぱり理解できず撃沈。
その直後に靴下編みの初心者の本を見つけ、図解と写真で丁寧に説明されているその本のおかげで編んだのが靴下第一号でした。
ごくごく普通の引き返し編みのかかとの靴下です。
履いてみたら本当に暖かくて感激して必需品になりました。
その直後夫の転勤で北海道に行くことになり、さらに必需品に(笑)毎年せっせと自分の分と息子のスキー用の靴下を編み続けました。
穴が空くのが悲しいくて( ;∀;)
そのころはソックヤーンなんてものもなく、ウール100%の極太とか並太の毛糸で編んでいたのですが、すぐかかとに穴が空くのです。補修もしましたけれど補修の仕方もよくわからず、ゴロゴロして履き心地が悪いので、大体穴が空いたら終わり。
一冬で3足くらい編んでいたと思います。
そのころは楽しんで編んでいたというより寒いので必要に迫られて編んでいて(笑)面倒だけど寒いから仕方ないという感じでしぶしぶ編んでいました。
ソックヤーンに出会って全開バリバリに
転勤でまた関東に戻ってきたころ、雑誌の毛糸だまの特集でソックヤーンを知って「あぁぁぁぁ~!」とめっちゃときめきまして(笑)さっそくゲットしに行きました。ナイロンが二割くらい入っているだけでこんなに丈夫というのも大感激でひたすら編みまくりました。
自分の足では足らず、息子用、父にも編み、それでも足らずに今度は夫の母やお姉さんまで。うれしいことに最初はもらってもいいけど…的な反応だった姑と義理の姉があったかいから洗い替えが欲しいと言ってくれたこと。やっぱりあったかいんだ!と自信を持ちました。
かかとを編むことはそんなに難しくない
引き返し編みのかかとは編み慣れるまでは大変ですが慣れてしまうと簡単です。
某編み物教室の靴下のパターンを見たら、かかとの引き返し編みを避けたせいか??やたら難解なものでした。あんなやり方では編むのが嫌になってしまう・・。
しかしかかとの編み方はほかにもいろいろありまして、後から編む方法だとそんなに難しくありません。スパイラルソックスというかかとを編まない靴下もあるくらいです。興味のある方は是非チャレンジしてみてください。
現在はネットを駆使すれば素敵なソックヤーンに出会えます。どんな靴下を編もうかと考えただけでワクワクできますよ。
私自身も楽しみながらチャレンジして現在に至ります。
楽しく編んだものを販売もしているので、自力では編めないけれど履いてみたい方は是非お試しくださいませ。
http://tcoo.thebase.in てあみのくつしたや
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