私は英文パターンで編んでみよう!と思って、まず本を購入しました。
用語の解読が目的でしたが、英文パターンのあるサイトに関して詳しく書いてあったりして役に立つことは立ちます。
しかし、用語は編むものによってかなり違うし、パターンを作る人によって表記が違ったりして載っていない用語が出てきて(・・?となりました。
今になってこの本を読み返すと「少し違った表記でここに載ってたのか(;^ω^)」なーんて感じなんですけど。あの頃は右も左もわからずにやっていたので仕方ありません。
私が最初に躓いたのは「kf&b」という用語でした。
私が買った本には載ってない・・・ない・・・ない・・・と思ってググってみたら海外の方の動画が出てきまして。
百聞は一見に如かずで無事に解決。
今になって本を見てみたら「kfb」「k1fb」「k1f&b」って表記で載っていて、慣れた今なら理解できるのですけれどねー。
そもそも英語が苦手なので「kf&b」=「kfb」とは気づかなかったというわけです。
海外パターンの解説本もちゃんと役に立つのですけれど、固定観念にしばれられてしまうと理解できなかったりするのです。
だからそんな時はググってみるのが一番なわけですよ
先日、初対面の編み物が得意な人と話していた時に、最近は英文パターンで編んでいる話をしたところ
「あー、じゃ、英文パターンで編む講座に通われてるんですね。」と言われたので「通ってないです。本やネットを駆使して自力で解読して編んでますよ。わからないときは辞書と翻訳アプリと検索でほぼ解決できます。」と答えたところ仰天されました。
最近の傾向としてなんでしょうけど、教えてもらわなくちゃできないと思い込んでいる人が多すぎます。
昔の人は言葉がわからなくても体当たりで知識や技術を身に着けているじゃないですか。ネットがなくて情報が少ない時だってやれたのだからネットがある現代なら誰だってやろうと思えばできます。やろうとするかしないかです。
そもそも海外は編み物に関しておおらかですので、だいたい編めてりゃオッケー!程度で少々違ってもあまり気にしないことが一番かと思います。何か違ったなあ、ここはこうしたほうがよかったんだろうなと思ったとしたら次回似たようなことがあったときに経験値で解決できるようになるのだと思います。
そんなわけで失敗を恐れず体当たりでチャレンジですよ!!
よく出てくる用語
まず、私が躓いた「kf&b」は Knit in the Front&Back of the next stitch です。
K→knit F→front B→back と略された用語で、1つの目の手前と後ろから一つずつ編み出すという増し目の方法で、ショールなどを編むときに登場することが多いです。
用語はこんな感じで略されています。
オーソドックスでだいたいどんなパターンにも使われているのがこの辺り。
sts→ステッチ(目)
RS →表側
WS→裏側
Row →段
CO→作り目
K→表編み
P→裏編み
pm→マーカー入れる
sm →マーカーを通過
sl→すべり目
K2tog →二目一度で表編み
ssk→右上二目一度で表編み
yo→かけ目
ktbl→ねじり目で表編み
以下は人によって使ったり使わなかったり、表記も違ったりする用語。思いついたらまた追加します。
kfb →目の手前と後ろから一目ずつ表編み(増やし目)
w&t →ラップ&ターン、引き返し編み
m1→目と目の間からシンカーループを拾ってねじったところから編みだす増やし目
このmに関しては、先日編んだショールがml、mrとなっていて、シンカーループをねじるのに左か右かという指定がありました。そんなこともあるのでまずは用語を解説してある「Abbreviations」を読み解いておくことが大切になります。
他に気が付いたものがあればまた追加します。
説明の通りに編む
日本の編み図だと表から見た状態の図になっており、メリヤスの編地だと方眼にすべて表編みの記号が入っており、編む人はその図を見て、表から見ると表編みだから裏から編むときは裏編みにしなくちゃいけないのだな、と判断して編まなくてはいけません。
しかし英文パターンだと
Row1 k15 ,turn (表編み15目、編地を返す)
Row2 p15 ,turn (裏編み15目、編地を返す)
となります。この1と2を繰り返すことでメリヤスの編地を編むことができます。
こういった文章表記なので一つ一つをきちんと読み解けば編むことができます。興味のある方はぜひ挑戦してみましょう!
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