靴下を編む針について

編む道具に関しては編み針です。昔は輪編みといえば四本または五本棒張りでしたが、現在では色々便利になりまして、この編み針にいくつか種類があります。

5本棒針

最近は靴下を編みやすい短い棒針があります。4本でも輪で編むことができますが、5本あったほうが4つに分けて編むことができるので便利です。

針の最初と最後の目が緩みやすいという欠点はあるものの、融通が利く便利さもあり、現在でもこの針で編むことがあります。4つに分けるときにマーカーを入れる場所で分けておけばステッチマーカーいらずですし。

一番原始的であり、これはこれで便利、そんな道具です。

輪針(60センチ以上)

長いコードを利用してマジックループで編みます。

一番編みやすいのは間違いなくこのマジックループです。途中で目を休ませておくにもコードにかけたままで済みます。

 休ませておく目をコードに取っておくだけです。

唯一の欠点といえば、コードを手繰るのが面倒ということでしょうかね?

非対称針

靴下を編むための輪張りでこのまま輪で編みます。針の部分も最小限の長さしかありません。

 

慣れるまではものすごく編みずらいのですが、慣れるとメリヤス編みは早くきれいに編むことができます。メリヤス編みの靴下を編む場合はものすごく便利です。

個人的なことですけれども、ぐるぐる調子に乗って編んでいるうちに目を落とすことがあるので目数リングを入れて編んでいます。(目を落とした時にどこで落としたかわかりやすくなるので)

欠点は、針の部分が短いので裏編みがしにくいことです。

かかとを編むときの往復編みの際は非対称針で目を休ませておいて、棒針または輪針で編むと快適に編むことができます。

Crasy Trio

棒針と輪針の良さを兼ね備えた・・との説明を読んでも今一つピンとこなかった私です(笑)えっ?これどーゆー構造なの?針が曲がるの?とか悩んでいたのですが、編みやすいなら手に入れても損はないよね!と買ってみて納得しました。

コードが超短い輪針の3本セットです。

これで自在に編めるというわけです。気が付いた人すごい。

 3本でこんな風に編むというわけです。

もちろんジュディの作り目やターキッシュなどでつま先から編む場合にも対応できます。素晴らしい。

私は金属の針に慣れていないという点で編みにくかったのですが、編みこみもやりやすそうですし、非対称針と違って裏編みもやりやすいですし、針の両端の目も緩みにくいですし、便利だと思いました。

欠点といえば価格が高いってことでしょうかねー。輪針3本セットの価格になるので割高なのですよねー。しかし丈夫そうですしおひとつ持つ価値はあると思いますよ!

それぞれの良さを生かして

どの針にも良さがあります。良さを最大限に活用して編んだら楽しい靴下編みができると思います。

追記・最近気づいたこと

編み針と一言で言ってもメーカーさんによって違いがあります。

私は靴下に関しては編み過ぎて輪針がいつも壊れる(;^ω^)いつもジョイント部分が‥なので消耗品的に考えていて、ジョイント部分が開店さえすればだいたいオッケー!!くらいにしか思っていませんでした。

しかし他の方のブログを見ていたら道具にこだわって使い心地を研究されている方もいらして素晴らしい。

私って道具にこだわらない派だったんだなーと思いました(笑)

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